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日記/2005-10-15

since2011.1.1
管理人・わらぼっち


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diary2005-10-15

 2005年10月15日のブログ

松本城と猫

雨(降ったりやんだり) 最高気温21.7℃ 最低気温15.0℃ (松本地方)

人と会う約束があり、松本へ。
そのことは後日書くとして、その後立ち寄った松本城での写真


壁紙用に撮影した雨の中の松本城




そしてお堀の周りをぶらぶらと歩いているときのこと。
何気なく石垣を眺めていたら、なんと猫が真ん中あたりでもぞもぞしているではないか。ちょっと困っているそぶりも見受けられる。

とはいえ人を呼んでくるとかえって猫が驚き、池に落ちるなんて事態にもなりかねないので、一人で見守ることにした。



赤丸の中に猫がいる



拡大




逡巡しながらも猫はなんとか、矢印の通りに地面へたどりつくことができた。見ていた私も一安心。

その後図書館に行き、帰りがけにもお城の同じコースを歩いていると、今度は木の下で雨をしのいでいる猫を発見。



「じっ・・・」




まあ大丈夫だろうけど、これ以上雨が強く降らないといいなぁ、などと考える。
猫がなにかと気になる松本城であった。


『ユージニア』

昨日は借りてきた本のひとつ、『ユージニア』(恩田陸・著)を読む。

期待していたほどではなかった。というのも、事前に読んでいた書評がどれも、高い評価のものばかりだったから。
つまらなかったわけではなくて(少しもとばさず、最後まで一気に読んだ)、どうも私には柔らかすぎた印象。

誰かが人を殺す、といった内容のときは、もっとバキバキと、固いお煎餅をかじるように読みたい。そして夜読んでいると背筋が寒くなるほど、ひたひたとこわいのがいい。

中身以上に興味をひかれたのはカバー写真である。
写真を撮ったのは松本コウシさんという写真家の方で、私はこの本で初めて知った(公式ホームページ)。

ホームページにも写真がたくさん載っていて、『撮影日誌』のページはくまなく閲覧してしまった。アジア映画を観るような写真の数々。ものすごく、ノスタルジックな何かを想像させるような。面白かった。

そういえば東京にいた頃、私は夜の散歩が好きだったのだ(滅多にしなかったけれど)。


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