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*管理人・わらぼっち
diary2008-10-31
2008年10月31日のブログ
<PILOT>Pen Station Museum(パイロット ペンステーション ミュージアム)
くもり
最高気温 13.6℃ 最低気温 1.8℃(松本地方)
東京で行ってみたかったのが、パイロットのペンステーション・ミュージアム。ここなら、もしかしたらPILOT「birdie」(パイロット「バーディ」)の製造年について、何か手がかりが得られるかもしれない、と思って。
着きましたー
東京駅から歩いて、10分くらい
写真の中央はカフェの入り口で、ミュージアムの入り口は植木の右側(写真奥)になる。
入り口、正面
中に階段が見える
この光る階段を上って、2階へ
階段にはパイロットの歴史が書いてある
階段を上って左側に行くと、壁一面に歴代のペンが展示されている。展示室は思ったよりも広い。ちなみに入場は無料。
正面奥の机は、万年筆修理の受け付けだ。そこにいるはずの人は、先に来ていたお客さんに熱心に館内の説明をしていた。
結局この壁にパイロット・バーディは展示されていなかったので、昔の商品カタログなど見せてもらいたかったのだけれど、あまりに熱心なので声をかけられなかった(どうやらお客さんの方は、万年筆を初めて買う人だったみたいだ)。
館内には万年筆の製造工程を撮影したビデオが流れていて、これが結構面白かった。ペン先の丸いふくらみ、「ペンポイント」というらしいけれど、ここが別に作られているとは知らなんだ。金だと摩耗に弱いので、イリジウムなど硬い金属を使っているらしい。
ビデオでは、その素材となる粉末を計り(本当にちょっとの量なのだけれど、均一に)、熱して丸くし、ペン先にくっつけていく様子がこと細かに映し出されていた。その他にもペン先には、刻印を押したりスリットを入れたりそれをまた先の方だけ幅をせばめたりカーブをつけたりと、様々な手が加えられているのだ。今は機械化が進んでいるのだろうけれど、書けるようになるまで、本当に大変な作業だ。
*そのビデオはこちらで見られます↓(再生時間15分・音量注意)
サイエンス チャンネル|THE MAKING(21)「万年筆ができるまで」
館内にはこんな物も
昔のインクが入っている瓶
そんなわけで、パイロット・バーディの謎は謎のまま、「ミュージアム」を後にする。そのことについては、そのうち何かわかるだろう。
面白かったので、満足だ。
ドアに書かれた開館&営業時間
<ミュージアム>
開館時間:平日・9:30〜17:00
土曜・11:00〜17:00
休館日:日祝日、年末年始、夏季休業期間等
<カフェ>
営業時間:平日・8:00〜19:00
土曜・11:00〜17:00
休業日はミュージアムと同じ
*公式サイト:Pen Station Museum