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＊管理人・わらぼっち
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本あれこれ
はれ
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このところ時間をみつけては読書に没頭する日々。今日は恩田陸著『きのうの世界』を読了。
＊このあと感想や本の内容など。未読の方はご注意ください。
＊『きのうの世界』ほか、あさのあつこ『ランナー』、真山仁『ベイジン』、宮部みゆき『楽園』についてもふれています。
今日の鉢伏山（中央の白い山）
上空の雲が気持ちのいい形
と、いうことで、あらためて。
長らく図書館で貸し出し中だった『楽園』をようやく借りられて、喜びいさんで一気読み。が、書かれていた事件がやりきれなくて、読後は気が滅入ってしまった。ミステリーというのはそういうものなのだけれど、事件に関わった人達の闇の深さにぞっとする。たぶん、人物像をそこまで描ききることができる筆者の力量によるところが大きいのだと思う。
そのどんよりした気分を晴らそうとあさのあつこ著『ランナー』を借りてきたら、これまた作中に暴力が満ちていて落ち込んだ。『一瞬の風になれ』のようなさわやかスポーツ青春小説を期待していたら全然違ってた。そりゃあ、今はひどい暴力が満ちている世の中かもしれないけどさー。今回求めていたのは、そういうのじゃなかったのに。
（長くなりそうなので、続く）
＊宮部みゆき『楽園〈上〉』
＊あさのあつこ『ランナー』
＊佐藤多佳子『一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ-』
