気になる野菜 '03

「マコモタケ」 「カボチャ」 「ヤーコン」

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<マコモタケ> 
マコモタケ 9月16日
農産物直売所で、初めて見かけた"マコモタケ"。
安曇野でも、休耕田の新たな活用方法として、育てる方が増えてきているらしい。

直径約3cm、長さ約50cmのものが、7本で300円(高いのか安いのかはよく分からない)。 タケノコのような甘さがあり、芯の部分を油炒めや煮物にして食べるそうだ。

※マコモはイネ科の植物で、全国の水辺に群生し、葉はむしろなどの材料に、茎の下の方を「マコモタケ」として食用にする。 窒素やリンの吸収率が高いため、湖沼の水質浄化に利用されることもあるらしい。
松本市では、「マコモタケ」を出荷した後に残った葉の部分を利用し、しめ縄を作って販売する、という取り組みも行われている。(このページのトップへ)



<カボチャ> 
カボチャ3 カボチャ4 カボチャ2 カボチャ1 9月18日
農産物直売所で見かけた、様々な形のカボチャ達。

ひょうたん型のカボチャ 10月14日
農産物直売所で、今度はひょうたん型のカボチャを発見!
長さは50cmほどで、1個100円だったので、試しに買ってみた。

包丁を入れると水分がジワ〜ッと出てきて、結構水っぽいようだ。
でも、煮付けにしたのを食べてみると、普通のカボチャと同じ味がしておいしい。
細長いから切りやすいし、これで100円だったら安いかもしれない。

※このカボチャは昔、西日本の方では「ボーフラ」と呼んでいた、という情報をいただいた。 (このページのトップへ)



<ヤーコン> 
ヤーコン 11月22日
農産物直売所でまたまた初めての野菜、「ヤーコン」が売られていた。
安曇野でも栽培されているとは知らなくて、ちょっとびっくり。

「ヤーコン」は元々、南米のアンデス高地を原産とする、キク科の植物だ。
この葉と茎からお茶が作られるのだけれど、実は今私も、長野県信更町で作られた"ヤーコン茶"を飲んでいる。ミネラルが豊富で、体にいいらしい。

写真はヤーコンの根の部分。 大きさは、直径が6〜7cm、長さは約20cm(1袋300円)。

11月26日
さっそく「ヤーコン」を買ってみた。 人参があまっていたので、「きんぴら」にする。

皮は、タワシでゴシゴシこすったらむけた。
切っている時に味見をしてみたけれど、そんなにアクはない。新鮮だからだろうか・・・でも一応、酢水にさらした。 生でも食べられるので、あまり火を通しすぎないように注意しつつ調理。
食べてみると、レンコンのようなシャキシャキとした歯ごたえだ。 ほのかに甘いような気もする。

ヤーコンにはほとんどカロリーがなく、腸の善玉菌の栄養源になる「フラクトオリゴ糖」が豊富なのだとか。
また、農薬をほとんど使わずに栽培できるそうで、その点は買う側にとっても、嬉しいことだ。(このページのトップへ)




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