干し柿作り '03・'04

2003年の干し柿、 2004年の干し柿
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<2003年の干し柿> 
2003年の干し柿
11月2日
ようやく我が家でも柿をむいて干すことができた。
30個位(←左の写真)。
12月7日
管理の悪さから、カビを生やしてしまった。大ショック!

よそのお宅の見事な柿すだれ

見事な柿すだれ
12月8日・9日
干し柿について色々なアドバイスをいただく。 少し位のカビなら、洗って食べれば大丈夫らしい。

また、「カビ防止」ということでは、皮をむいて干す直前に、一瞬熱湯にくぐらすといい、とのこと。
岡山では、煙でいぶしたりもするらしい。 そういえば、「市田柿」で有名な長野県の高森町では、皮をむいたらまずは硫黄燻蒸(くんじょう)する、と聞いたことがある。

そして干す時には、いきなり直射日光にあてず、2週間位はじっくり乾かすのがいいそうだ。

完成した干し柿

干し柿ラム酒漬け

12月10日
柿を干すのも終了。 少し味見をしてみたら、ものすごく甘くなっていて感動! ラム酒に浸しつつ、表面を歯ブラシでゴシゴシと洗った。

それを細かく刻んで、ラム酒に漬ける(左)。
この方法は、久松育子さんの『あづみのの食卓12か月』という本に書かれていたやり方だ。

※この本には他にも、「ふきみそ」や「かんぴょう」の作り方、色々なお漬け物の作り方などが載っていて、"安曇野暮らし"をより楽しく過ごせるようなレシピが盛りだくさん。 こちらに引っ越してきたばかりの頃に買って以来、何回も読み返しているお気に入りの1冊だ。

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<2004年の干し柿> 
渋柿
11月8日
昨日渋柿を買ってきたので、今日は我が家でも干し柿作り。
今回の柿は、平べったくて四角い。そして大きい。
1袋7個入りで200円だったので、3袋買ってきた。

さっきむき終えたのだけれど、できればもっともっと干したい(たくさん食べたいからというよりは、家の周りに干し柿をずらりと並べてみたいのだ)。
またよさそうなのを見つけたら、買ってきて追加しようかと思っている。
2004年の干し柿
11月9日
干し柿、最初は陰干しした方がいいらしいと聞いたものの、早く窓辺にぶらさがっているところが見たくて、すぐにいつもの場所へ吊るしてしまった。
左の写真は、そんな我が家の干し柿達。張り替えたばかりの障子の「白」がまぶしい。

柿は、1本のヒモの両端に1個ずつ結びつけている。それを、横に張ったヒモにぐるぐると巻きつけて垂らす、といった具合。これだとはずすのも楽だ。
でもやっぱり憧れは、「柿すだれ」である。
この時期はいつも、柿の木があるお宅がうらやましい。
2004年の干し柿・その後
11月18日
←9日たって、干し柿もこんな様子に。
この頃の触ったときの感触が好き。
2004年の干し柿・完成間近
12月12日
窓拭き掃除をしていて、ふと干し柿を見ると、写真のようにたくさんの粉がふいてきている。
もう完成も間近。
数も少ないし、おいしそうだし、今回はラム酒には漬けずそのまま食べてしまおうか。
2004年の干し柿・完成!
12月14日
干し柿を食べてみた。甘〜〜い!中はトロ〜リとして、ゼリーみたいだ。
もっと作っておけばよかったなー。20個では全然足りない。
一度にたくさんむくのは大変だからと、何回かに分けて買おうとしたのが失敗だった。結局バタバタとしているうちに機会を逸し、気付けば柿の季節も終わり。ああ、残念。
しかも今回の柿はふっくらとしていて、干し柿には最高だったのに。
来年は一気に100個位むくつもりで、渋柿を買い込むことに決めた。

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