安曇野の猫 '03
「白い猫との遭遇」
「ねこ屋敷」
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<白い猫との遭遇>
10月7日
また白いネコが訪ねてきた。
以前家の中に入ってきたのと同じネコだ。
カメラを向けても、悠々としている。
でも、ravenが急いでカツオブシを手にのせて差し出したら、あわてて逃げていってしまった。それ以来戻ってこない。
仕方なく、自分でカツオブシを食べるraven・・・
あのネコと心を通わせるには、どうしたらいいのだろう。あげるのはカツオブシよりニボシの方がいいのだろうか。
11月17日
今日はカラッと晴れたので、久しぶりに、全ての部屋を念入りに掃除する。
家の周りの道路まで掃いて「やれやれ」と部屋に上がると、なんと居間の方から、あの白い猫が飛び出してきた。
どうやら、玄関のドアや部屋中の窓を開けたり閉めたりしているうちに、猫を家の中に閉じ込めてしまったらしい。
お互い一瞬固まってしばし見つめ合ったのち、猫は慌てて玄関へ。
でも、すでに鍵がかかっていて出られない・・・開けてやろうと近付いたら、猫は慌てて居間の方へ。そこも閉まっているので、また開けてやろうと近付くと、今度は台所へ・・・
台所の窓は10cm位開いていて網戸になっていたのだけれど、なんと猫は、窓と網戸のわずか1cm位の隙間から出ようとしている。
並べてある小物を蹴散らし、オデコで窓をグリグリと押し開け、網戸に体当たり。
「うわ〜〜〜、あっち、あっちが開いてる!」と私が居間を指差すと、「ハッ!」と我に返って、一目散に居間の窓から出ていった。
まったく・・・帰ったらいきなり"お客さん"がいて、ビックリしたのは私の方だ。
来ると分かっていたら、カリカリぐらい用意しておいたのに。
その後、近くの麦畑でその猫と再会。こちらが立ち止まるとむこうも立ち止まり、「先ほどはどうも」という具合に、しっぽの先をピコピコと動かしていた。
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<ねこ屋敷>
10月29日
昼下がり、用事を済ませるために外出する。
道端でかわいい子猫を見かけて、写真を撮ろうとしていたら、飼い主らしきおばあさんが出てきた。
「こんにちは」と挨拶をし、色々とお話を伺ってみると・・・
なんと猫を13匹も(!)飼っているという。
「かわいそうだからと餌をあげていたら、こんなに増えちまった」とのこと。
猫好きにはうらやましくもあり、そんなにいたら大変だなあとの思いもあり・・・
「1匹譲って下さい」という言葉が喉元まで出かかったが、なんとか我慢した。
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