'03-'04冬・火鉢のある暮らし

1,「カットわら購入」 2,「火鉢初使用」 3,「火鉢グッズ購入」
4,「炭の天日干し」  5,「灰作り」   6,「国産の炭を購入」
7,「またまた灰作り」 8,「火鉢のある暮らし」 9,「使う時の注意」
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<火鉢のある暮らし>

火鉢 10月20日・「カットわら」購入
今日は、"カットわら"をホームセンターで買ってきた(12リットル248円)。
何に使うのかというと、畑に敷くのではなく、燃やして「灰」にするのだ。
この冬は、石油ストーブだけではなく、火鉢でも暖をとろうと思っている。
そのために灰が必要になった。お米も作っていたら、わらを買う必要などないのだけれど・・・仕方がない。
今度風のない日に、焼き芋を作りつつ、畑で燃やすつもり。

10月21日・火鉢初使用
気温が上がらない一日だったので、まだ灰は用意していないが、火鉢に火を入れてみた。
あったかい・・・私は指先がすぐ冷えてしまうのだけれど、これならいい具合に暖をとることができる(ただ、難点は、椅子に座っている時は指先を暖めにくいこと。それはおいおい考えていくことにしよう)。

入れる土が少なかったようで、ゴトクにやかんをのせたら、ずぶずぶと沈んでしまった。
これもまた改善しなくては。
火箸がまだないので買わなくてはいけないし、炭ももう残り少ないし・・・小さな鉄瓶も欲しくなってきた!
さっそく網をのせて、お餅を焼きたい気分だ(餅焼き網も買おう)。
火鉢のある生活、なんだかとっても楽しい。

火鉢グッズ 10月22日・火鉢グッズ購入
火箸を買ってきた。 やっぱりコレがなくては始まらない!
当たり前だが、火の調節がとてもやりやすくなった。

でも、高さ25cmほどの火鉢に50cmもの火箸は、ちょっと不格好・・・
これしか売っていなかったので仕方がないけれど。
餅網や炭のほか、ついでにキャスター付きの小さなスノコも買う。
火鉢と共に部屋を移動しているので、これはとっても便利だ。
今度はお餅を買ってきて、焼いてみよう。(このページのトップへ)

10月23日・炭の天日干し
昨日買ってきた炭は、湿気ていたのか、燃やすと変な匂いがする。
今日はいい天気だったので、布団と共に炭も干した(道行く人は、不思議そうな顔)。

10月24日・灰作り
夕方は、焼き芋を作りつつ畑でワラを焼く。
なかなか火の勢いがよくならず、悪戦苦闘すること1時間半。 なんとか、灰のようなものができた(長い時間がかかったおかげでサツマイモはよく焼けていて、本当においしかった!)。

炭 10月26日・国産の炭を購入
今日はまた別の炭を買いに出かける。
先日買ったものはどうも匂いが気になるし、すぐに燃え尽きてしまう。
そこで、それは外で、七輪でサンマを焼く時などに使うことにして、火鉢用にはもっといいものを買うことにしたのだ。

ホームセンターに行ってみると、以前来た時にはなかった袋詰めの炭が、各種売られていた。
迷うことなく、国内産の炭(並んでいた中では一番高かった)を購入。
6kg入りで1,480円。ちなみに前回買ったものは、3kgで195円だった。

帰宅して、開けてみてビックリ!炭が全部、約2寸(6cmちょっと)の長さに揃ってい る・・・これは当たり前のことなのだろうか(左の写真)。
そして、火がなかなかつかない。つまり、一旦ついたら消えにくいということだ。
匂いもないし、「これでこの冬も暖かく過ごせるな〜」と、嬉しくなってしまった。(このページのトップへ)

火鉢 10月27日・またまた灰作り
火鉢の灰が足りないので、再びたき火をした。
でも、質・量ともに満足のいくものではない。
意外にもこの「灰」が、今一番手に入りにくいものだった。

この日、人と会ったときに何気なく、「火鉢の灰はどこで売っているんでしょうネ〜」 と言ったら、店員さんや他のお客さんまでもが、
「仏具屋さんでは線香用の灰を売っている」
「茶道具屋さんに行けばいいのではないか」
「安い炭をたくさん燃やしてとるのが手っ取り早い」
などなど、様々なアドバイスをしてくれた(お店で食事中だったので)。

でも結局は、量が少なそうだったり、値段が高そうだったりして、「火鉢を使っているうちにたまってくるので、気長に待つのが一番」という結論に落ち着く。
灰などというものは、昔は、どこの家にもたくさんあっただろうに・・・
長く使い込まれた火鉢というのは、その「灰」にこそ、価値があるものなのかもしれない。

火鉢 1月18日・火鉢のある暮らし
久々に火鉢の登場。
放出する熱量は石油ストーブとは比べ物にならないけれど、炭火はなぜか、人の心を"ほっこり"させる。

足りなかった灰は、母が合羽橋(東京にある問屋街)に行った折に、見つけてきてくれた。ついでに丁度いい長さの火箸も。
少しずつ体裁が整ってきて、嬉しい。

私は炭の扱いがまだ下手で、なかなか火をおこせないし、火がついてもすぐに消してしまう。
でも、どうやったら効率よく炭をおこせるか、を研究するのも、楽しみの一つ。
燃えている炭を眺めていたいので、ゴトクを利用することは少ない。
赤々と燃えている時には透明感が増して、ガーネットのようでとてもきれいだ。
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※火鉢を使う時の注意
・火鉢の底には、断熱のため、砂か砂利、土などを3分の1ほどの高さまで入れる。
・一酸化炭素中毒にならないように、換気はしっかりと。




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