1日しとしとと雨が降り、苗植え・種まきは出来ず。 水に浸しておいた朝顔の種からは、とうとう根が出てきてしまった。 毎年夏には、家の周りにツル性の植物を色々植えて、日よけにしている。 朝顔、フウセンカズラ、ヒョウタン・・・等々。 朝顔はジャングルのように茂るのだけれど、ヒョウタンは土質が合わないみたいで、いつもあまり実らない。 家の周りにヒョウタンがたくさんなっていたら、さぞ楽しいと思うのだけれど・・・ でも、今年もまた、こりずに植えるつもりだ。 (既に種も買ってある。種類は「千成ヒョウタン」) 5月10日 雨 朝顔の他、水に浸しておいたエンドウ豆がもやし状態になってきた。 レインコートを着てヒョウタン、朝顔などの種まき。 かんぴょうのことを調べていたら「ヒョウタン」のHPに行き当たり、「よく実をならせるためには、親ヅルを摘心し、孫ヅル・ひ孫ヅルをのばすとよい」とあったので、さっそく実行。 我が家のヒョウタン、よく見ると小さな雌花が出ている(写真)。ちゃんと育ってくれるだろうか。 いくつくらい実がなるのか、楽しみだ。 8月2日 はれ 7月29日の日記にも載せた、ヒョウタンの雌花。 もうすぐ咲きそうなのに、雄花がまだない!(どうやら、摘心のしすぎで、雄花がよく出るツルを切ってしまったみたいだ・・・) 前回写真を載せたヒョウタンは、結局受粉に失敗し、枯れてしまった。 この日は雄花も雌花も咲いていたので、人工的に受粉。 これで多分大丈夫!・・・カナ? 8月15日 くもり どうやら受粉は成功したようだ。 実が大きくなってきた。 くびれがあったりなかったり・・・同じ株なのに出来る実にも個性があって、面白い。 結局我が家のヒョウタンは、受粉してもその後の成長が悪かったり、または受粉がうまくいかないものもあったりして、3、4個しかできていない。 でも問題は、収穫したあとだ。 まずは中身を腐らせるのだけれど、これがものすごく臭いらしい。 以前水に浸けておいたときには、冬だったこともあって全然腐らなかったので、どのくらいすごいのかは分からない。が、調べてみると、「臭過ぎて室内での作業は無理」だとか「風向きに注意する」だとか「近隣の人に迷惑にならないように」だとか、おそろしいことが書いてある。 酵素の力を使って中身を溶かし出す薬品も売られてはいるものの、値段が1箱2,000円(千成ヒョウタン50個分・・・)。 この後どうすべきか、悩むところだ(後先考えずに作るときだけ夢中になってしまう、といういつものパターン)。 左の写真は、この日撮影した我が家の一番大きいヒョウタン。そして右下の写真は、8月15日の日記にも載せた、くびれのないヒョウタン(8月31日に撮影)。ここまで大きくなった。 9月25日 くもり/はれ 写真は我が家の「ひょうたん五人衆」。 窓や周囲の植物を覆い隠す勢いだったヒョウタンを、見兼ねたravenが突然剪定。 で、急きょ収穫の運びとなった。 葉の陰で知らないうちに大きくなっていたものもいくつかあり、あと2〜3個は収穫できそう。 いよいよ、「中身を腐らせる」時がやってきた・・・! 忙しさにかまけてヒョウタンを放置していたら、随分と時間がたってしまった。ついにはカビが生え、目に余るようになってきたので、ようやく穴をあけて腐らせる作業に取りかかる。 が、すでに内部崩壊は進んでいて、ちょっと力を込めて握ったら上の方がつぶれてしまうヒョウタンが続出。 8個のうち3個だけ、ヒョウタンの原型をとどめたま穴をあけることができた。 あとは、頭の部分に指の形の穴があいたものばかり。あぁ・・・ とりあえず全てのヒョウタンを腐らせることにし、水につけてみた。 2005年1月7日 はれ/くもり 1ヶ月以上水につけっ放しだったヒョウタンを、年が明けてようやく、取り出すことに。 あちこちで「ものすごく臭い」と書かれていたのでビクビクしながらフタを開けてみると、想像していたほどでもなかった。 少し、猫のオシッコのような匂いがする。 でもギンナンの方が臭いと思う。 ともかく、外側は歯ブラシでこすり、中は先を曲げた針金でかき出して、きれいにした(これは結構時間がかかる。そして手についた匂いは、なかなかとれない)。 この時また一つ、ヒョウタンをつぶしてしまった・・・ どうも、よく熟してから収穫しないと、皮が堅くならなくて駄目みたいだ。 結局、きれいなまま最後までできたのは2つだけ(左の写真では、下の2つがそれ。9月6日の写真の2つである)。何に使おう。あとは乾かせば完成だ。 取り出した種から発芽するかどうか分からないけれど、今年はもうちょっとたくさんのヒョウタンを収穫したいなぁ。 |