天気あれこれ・その1(2003年)
「安曇野の紫外線」
「さざんか梅雨」
「カミ雪」
「霧の朝」
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<安曇野の紫外線>
日焼け止めを塗っているのに、今年も腕が真っ黒になってしまった。
一説によると、信州は、沖縄に次いで全国で2番目に紫外線の強い所らしい。
・標高が高い ・晴れの日が多い ・空気が澄んでいる
というのが、その理由だとか。
他の地域のことはよく分からないけれど、安曇野がその"三つの理由"に当てはまるのは、間違いない。
ここでは、春夏秋冬、帽子が必需品だ(冬は防寒のため)。
(9月11日)(このページのトップへ)
<さざんか梅雨>
今日も雨が降っていて、また畑には行けなかった。
この時期(11月)しとしとと雨が降り続くことを、「さざんか梅雨」というそうだ。
こうもどんよりとした天気が続くと気が滅入りそうだけれど、
安曇野では高い建物がないので、遠いところに青空が見えたり、山の一部に陽が射しているのが見えたりして、結構おもしろい。
こちらに引っ越してきてから、「天気」や「地形」について思いを馳せることが多くなった。それだけ、山や空が身近に感じられる、ということだろう。
写真はヒイラギの白い花。今、あちこちで咲いていて、とてもいい匂いがする。
(11月13日)(このページのトップへ)
<カミ雪>
こちらに引っ越してきて最初の冬は、記録的な大雪が降ったこともあり、東京で生まれ育った身にはなかなかハードなものだった。
あまりに寒くて、頭が痛くなってきたり・・・
「こんな寒い所で、なんでみんな普通に生活していられるのだろう」と思ったこともある。
でも今では、冬に東京へ行くと汗だくになるほど、私も"寒冷地仕様"の体質になってきた。
この冬は"暖冬傾向"だとか。だとすると、湿った空気が流れ込んで、「カミ雪」が降りやすくなる(長野県の南部ほど多く降る雪を、こう言う。「カミ」には、「紙」または「上」という字があてはまるとも言われているけれど、本当のところははっきりしない)。
その影響で、もしかすると安曇野にも"ドカ雪"が降るかもしれないなあ、と、今から覚悟をしておくことにした。
(11月20日 ※写真は12月21日撮影)(このページのトップへ)
<霧の朝>
今朝は濃霧。
写真は8:30頃だけれど、依然として、何時なのか、どこなのか、よく分からないような景色だ。
踏み切りの向こうに、犬の散歩をしている人影が二つ見える。
子供の頃から、霧の朝は好きだった。当時は東京でも、私が住んでいたあたりでは、よく霧が出たものだけれど・・・。
今では霧が発生することもあまりないらしい。
今朝は霧の他に「霜」の景色も楽しめた。
一時間近く写真を撮りながら自転車でブラブラしていたら、すっかり手がかじかんでしまった。
さすがに9時近くになると、霜もとけはじめる。
でも霧は、お昼頃になってようやく晴れてきた。
そのうち、樹氷や、もしかしたらダイヤモンドダストも見られるかもしれない・・・寒さの厳しい朝にしか見られない光景が、楽しみだ。
(11月24日)(このページのトップへ)
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