白馬村の花・2004年春

蓮華大橋より


飯森地区「ザゼンソウ」、 姫川源流「フクジュソウ」、
貞麟寺「シダレザクラ」、 四十九院「コブシ」

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<飯森地区「ザゼンソウ」>

姫川源流 フクジュソウ 白馬村飯森地区は「ザゼンソウ群生地」として有名だ。
山すその杉林の中に、約30ヘクタールに渡り、45万株ものザゼンソウが群生しているという。

初めて見にいった時には、あまりのザゼンソウの多さに、ただ圧倒されるばかりだった。
訪れるのは、今回が2回目。
前回(3年前の4月17日)よりも雪が多く、ザゼンソウは少なめだった気がする(それでも写真のような見事な群落)。

※写真は2004年4月9日 撮影  (このページのトップへ)



<姫川源流・フクジュソウ>

姫川源流 ここは、日本海に注ぐ「姫川」の出発地点だ。
青木湖の水がしみ出してきているともいわれ、「日本名水百選」にも選ばれている(左の写真の上の方が、水の湧いているところ)。

フクジュソウ 春、雪解けとともに、何十万株ものフクジュソウが顔を出す(タンポポの群落のような右の写真は、全てフクジュソウ)。

また、澄んだ流れの中には、「バイカモ」を見ることもできる。

※写真は
2004年4月25日 撮影

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<貞麟寺・シダレザクラ>

シダレザクラ 白馬村沢渡にある、曹洞宗祥雲山貞麟寺(ていりんじ)。

本堂の前には、村の天然記念物にも指定されている、樹齢400年のシダレザクラが植えられている。

花は少ないような気がしたけれど、ねじれた太い幹には風格さえ感じられ、見事だ。


裏山では、自生している色々な山野草を楽しむこともできる。↓

ショウジョウバカマ 左は、ちょうど見頃の「ショウジョウバカマ」。
中央は、あちこちで咲いていた「カタクリ」。
右は「キクザキイチゲ」。薄い紫色が清楚だった。

カタクリ キクザキイチゲ

※写真は
2004年4月25日 撮影(このページのトップへ)



<四十九院・コブシ>

コブシ 国道のすぐ近くにあるこのコブシは、形もよく、水鏡に映った姿が絵になる。

残念ながら、私達が行ったときにはもう「終わり」に近付いていた(となりにもう1本、立派なコブシがあるのだ)。

手前の池に見えるのは、実は田んぼ。
水の中にたくさんのカエルの卵があったのが印象的だった。

※写真は
2004年4月25日 撮影

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※一番上の山の写真は
2004年4月9日 、蓮華大橋より撮影した高瀬川と爺ヶ岳(中央)


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