ハニフ1号竣工100周年イベント・新村駅(松本電気鉄道)

2004年12月25日、国鉄初の電車ハニフ1号の竣工100年を記念するイベントに行ってきました


鉄道部品の販売会場、 ハニフ1号、 オマケ、 イベントの様子

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鉄道部品の販売会場


イベント会場
左の5000型の車両の中で、鉄道部品の販売が行われていた。
ヘッドマーク
人気のヘッドマークは、
8,000円からの入札販売。
レール文鎮
お土産に買ったレール文鎮(400円)。「ハニフ1号竣工100年 松本電気鉄道株式会社」と書かれたシールが貼ってある。厚さ1.5cm、重さは約460g。

扇風機
この扇風機にも心ひかれたけれど、自転車では持って帰るのが大変そうなのと、家に置く場所がないことに思い至り、断念した。
圧力計
「圧力計」。
こんな物も売られているのか〜と感心。
何かの部品
私には、これらの部品の役割や価値が全然分からない。

踏切の警告灯?
踏切の警告灯だろうか。
開閉スイッチ?
ドアの開閉スイッチ?
興味津々の子供
興味津々の男の子。

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ハニフ1号


ハニフ1号外観
ハニフ1号の外観。
日陰にひっそり佇んでいた。
ハニフ1号内部
中に入れるようになっている。
ハニフ1号奥
天井の裸電球と、『手荷物』の文字がいいかんじ。

出入り口の上
出入り口の上の方には、
『座席二二 定員三二』の文字が。
窓の取っ手
窓の取っ手の装飾も凝っている。
窓の外側
窓を外から眺めたところ。
北アルプスが映り込んでいた。

飾り金具
外側の出っ張りの下。ここにも素敵な装飾。
ハニフ1号の外壁面
外壁面と手書きの文字。
車輪
車輪。
1922(大正11)年から1948(昭和23)年まで、松本〜島々間で運行されていたという。

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オマケ


ED301
近くに置いてあったED301。
鉄道模型(Nゲージ)
鉄道模型(Nゲージ)。
走らせている駅員さんも周りで見ている子供達も、楽しそうだった。

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イベントの様子

穏やかに晴れた午後、自転車で松本市の新村駅へ。
国鉄初の電車・ハニフ1号竣工100年を記念してイベントが開催されるとのことで、サイクリングがてら行ってみた。普段は車庫で保管されているハニフ1号の車両公開や鉄道部品の販売、鉄道模型(Nゲージ)の運転もあるという。
風もないので、ぼーっと40分ほどこいでいたら着いた。

会場に足を踏み入れると、大人や子供、駅員さんも含め、"鉄道ファン"の皆さんが楽しそうで、こちらまでほのぼのとした雰囲気に。
それほど混んでいるわけでもなく、和やかでよかった。

鉄道部品の販売は初めて見る光景で、鉄道ファンではない私も興味津々になる。
売られているのは吊り革や行き先表示板、松電グッズ、などなど。
あとはほとんどが、何に使われていたのか分からないような部品ばかり。
その中に、前から欲しいと思っていたレール文鎮が400円という安さで売られていて、嬉しかった。

その後、裏の方に停めてあるハニフ1号へ。木造の、小さくてかわいい車両だ。
中にも入れるようになっている。
私が心ひかれたのは、昔の、手書きの文字の数々。なんとも味がある。
細部の装飾にも凝っていて、じっくり時間をかけて眺めた。
知らないうちに指から流血していたり、帰る途中にチェーンがはずれたりとアクシデントもあったものの、レール文鎮も買えたし、なかなかに楽しいひとときを過ごせて満足のうちに帰宅する(・・・なんて言ってる私も、"鉄道ファン"に一歩以上足を踏み入れている気がするなぁ)。

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2007年3月21日「さようならハニフ1号」
2009年5月11日、鉄道博物館で再会
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