波田町仁王門「股くぐり祭り」(2004年4月17・18日)


波田町仁王門「股くぐり祭り」

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<波田町仁王門「股くぐり祭り」>

波田町・仁王門 4月17・18日と、波田町の仁王門で「股くぐり祭り」が開かれた。
子供が県宝「仁王尊」の股をくぐって健康を願う伝統行事で、約680年前から続いているという。

ちょっと見にいってみると、30人あまりが順番待ちをしているといった盛況ぶり。
「もうくぐりました?」
「うちは3回目だから、子供も慣れたものですよ」
なんて会話も聞かれる、地域に密着した和やかな雰囲気だ。

大抵の子は楽しそうだったけれど、中には、くぐっている途中で怖くなって泣き出し、お父さんに引き出される子もいる。
また、ハイハイもできないような小さな赤ちゃんも、仰向けのままお母さんに押されて股の下をくぐっていた。
そんな子供達の様子を眺めているだけでも楽しい。

股くぐり ちなみに、くぐれる空間は高さ25cmほど。大人がくぐろうとしても、多分無理だろう。

→右の写真が、次々と股をくぐる子供(
2004年4月18日撮影)。
↑左上の写真は普段の「仁王門」(右側の仁王像の股の下をくぐる。
2004年4月11日撮影)。

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