ところで「モリタ万年筆」は万年筆関連の記事で何度か目にしたことがある。でも専門店って高いんだろうな〜と思っていたからよく調べていなかったのだけど、そんなことはなかった。ネットで買っても、どの万年筆もたいてい2割引。そして調整もされているらしい。残念だったのは希望のペン先が在庫切れだったことぐらいで、あとは気長に待っていればかわいい万年筆がやってくる。
尻軸アップ
ネジの溝がある
プロフェッショナルギアスリムミニで一番感動したのがこの部分。キャップをネジ式でここにつけるようになっている。万年筆のお尻にキャップを差し込むのって、実は今までちょっとストレスだった。軸に傷がつきそうだし、書いているとはずれてくるし。これならそういう悩みからは解放されるから嬉しいな。
トラベラーズノートのペンホルダーに挿してみた
キャップ部分が少し太め
ほぼ日手帳カズンに書いてみたところ
(クリックで拡大)
この万年筆はカートリッジしか使えないので、とりあえず付属のブルーブラックを使いきって、そのカートリッジに別のインクを注入するつもり。このレトロな、やや緑がかった水色には「月夜」がぴったりかも、と今から楽しみ。
ペン先について書くと、初めて体験するこの「MF」という字幅は、手帳用にはちょっと太めかもしれない。でも自分の好みに合っていいかんじ。書き味はやや弾力を感じる固さで、付属のインクだと滑るように書けて気持ちがいい。だからインクもすぐになくなりそう。メーカーのおかげかインクのおかげかお店のおかげか分からないけれど、いい万年筆が買えて大満足だ。