沼尻休憩所の周囲を散策し、しばし池塘群を堪能する。やっぱり尾瀬といえば池塘、浮き島、モウセンゴケだー。今回尾瀬ヶ原には行けないので諦めていたそれらが見られて、ほんと嬉しい。
尾瀬の池塘といえばヒツジグサ
「未(ひつじ)の刻」(午後2時ころ)にはまだ早く、咲いてなかった
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青空を映す池塘
池塘を堪能したら、また尾瀬沼東岸へ戻らなくては。最初は沼を1周するつもりだったのだけれど、木道が所々壊れているとのことで、来た道を戻ることにした。
ヒメシャクナゲには実がついていた
こう見えても「常緑低木」
(たぶん)タケシマランの赤い実
樹林帯でまたキノコ発見
行くときには気付かなかった
長蔵小屋前に到着〜
ここでお昼休憩
小屋の横に設置されている望遠鏡をのぞくと、燧ヶ岳山頂にいるたくさんの人が見えた。気持ちいいだろうなあ。
トイレの近くにヤマオダマキ
まだ残っているとは
昼食後、歩かなかった南岸に向かって少し散策。確かに、木道が所々腐って歩けないようになっていた。そして一ヶ所、木道の上に獣のものと思われる大きな糞が。帰宅して調べたら、どうやらこれは熊の糞らしい。尾瀬では熊よけの鐘が設置されていたら、きちんと鳴らしておいたほうがよさそうだ。
尾瀬沼越しの燧ヶ岳
沼東岸を少し散策
見晴らしのいいところで記念撮影をして、ようやく帰路へ。あまりに名残惜しく、「帰りたくない」を連発していた。行く前はちょこっと尾瀬気分を味わえればいいと思っていたのに、来てみたらずっといたくなる心地よさ。本当に、楽しかったなあ。
この時期来たのは初めてだったけれど、人は少ないし、午前中ならじゅうぶん動ける気温だし、花は少ないけれど全く何もないわけではなく、けっこういいかも。午後は雷雨に要注意だが、この日はまったくその気配もなかったのでのんびりできた。ただ日陰の少ない尾瀬ヶ原の方は、長く歩いていると熱中症の危険がありそうだ。
帰ってから地図を眺めていると、なんかもう秋にでもまた行きたくなってくる。来年はもうちょっとゆっくり滞在して、尾瀬ヶ原の方を回ってみたいなあ。
尾瀬といえばこの方。今回も、この方が写真を撮影されたガイドブックを持参した。