久しぶりに紙の本を買った。といっても、雑誌とダイアリーだけれど。
どちらも星野道夫関連書籍
『Coyote』no.53(特集 アラスカ 星野道夫の暮らし)と『星野道夫ダイアリー』
『Coyote』は10周年記念ということで、星野道夫特集。でもこんな雑誌が出ていたなんて、この53号で初めて知ったよ。紙がしっかりしていて、写真がきれい。なんだか冬の夜にゆっくり読みたい雰囲気だなー。もう少し寝かせておこうかな。
そして『星野道夫ダイアリー』の存在も知らなかった。2011年12月、新潮文庫から出版されたようだ。
1ページ目をめくるとこんなかんじ
月の始まり
月の始まりには、ウィリアム・D・ベリイの挿画が入っている。本書によれば、星野道夫の愛読書である『極北の動物誌』(ウィリアム・プルーイット著)の挿絵を描いた画家とのこと。
そして月の終わりには星野道夫愛用の品々が紹介されいて、これが楽しい。かわいい熊のセーターだったり、年季の入ったポットだったり。
さらに、ひと月に3点ほど、見開きで星野道夫が撮影した写真が掲載されている。
月の終わり
1日のスペースは5行で、日付はあるけれど曜日がない。なのでいつからでも書き始められるし、1日1行とすれば4(あるいは5)年日記としても使えるようになっている。
実は最近、数年分のその日の天気と気温だけを記録した手帳を作りたいなーと思っていて、3年日記や5年日記、MDノートダイアリーなんかを物色していたのだった。でもどれもイマイチで、何かのノートで一から作るかなあ、とあきらめかけていたところ。A6サイズの連用日記帳ってありそうでなかなかないのだ。
とりあえず保存用に新刊を1冊、記入用に古書で2冊購入。この文庫ダイアリー、ほかの写真家でも出してくれると嬉しい。これで8年分は書けるけれど、来年以降はどうしよう。これ以外でよさそうなのはちくま文庫の文庫手帳だけど、それだったらカラー写真入りの星野道夫ダイアリーの方がいいや、となって、同じ本(手帳)がまた1冊増えることになりそうな気もする。
*2008年9月13日、星野道夫の展覧会&直子さんトークショーに行ってきた日の日記はこちら