幕間には緞帳紹介なるものが。
『朝光富士(ちょうこうふじ)』
松尾敏男画
『春秋の譜(しゅんじゅうのふ)』
中島千波画
『水辺の四季(みずべのしき)』
上村淳之画
『夕顔図(ゆうがおず)』
安土桃山時代の夕顔と瓢箪図屏風の原画から
豪華できれいだーと思って撮影したけど、緞帳ってこんなに何枚も必要なものなのか?というかこれはテレビで番組の合間に流れるCMと同じことなのだろうか・・・だとしたらやっぱり歌舞伎って贅沢な娯楽だなあ。
これだけは買わねば、と思って買った歌舞伎座限定ランチパック
155円。ホイップクリーム&あんこ&求肥でなかなかおいしい
それにしても初めて歌舞伎を生で見て、市川海老蔵さんが舞台上でものすごく華があるのでびっくりした。やっぱり歌舞伎役者なんだなー。色々週刊誌で取り上げられたりしつつも、熱心なファンが多いのも納得。もうちょっと台詞が聞き取りやすくなれば無敵のような気がする。そして六代目 中村勘九郎さんは抜群の安定感。この人の歌舞伎をもっと見てみたい。
とまあ色々興味深く、たいへん面白いひとときだった。衣装も出演者も豪華だったし(特に「助六」はすごかったー)。なんというか、歌舞伎って、観客がウットリして楽しむものなのかもしれない。あと、役者が代々受け継がれているから、代を追って成長を見守る楽しみがあったりとか。今後もそう滅多には行けないと思うけれど、楽しい世界をまたひとつ覗いてしまったかんじだ。