菜園日記

野菜


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11月16日 はれ一時雨   最高気温20.9℃  最低気温12.9℃ (松本地方)
水浸しの田とわらロール 今日は、陽が射しているのに雨が降ったり、一日強い南風が吹き荒れたりと、なんだか変な天気だった。

雨の日が続いて冷え込みも厳しくなかったので、干し柿にカビが生えるかと心配していたけれど、どうやら大丈夫そうだ。
一つ味見をしたら、もう十分なほど甘くなっていた。 でも、もう少し水分を飛ばしたいので、まだしばらくは干しておくつもり。

「干し柿」も奥が深いらしく、私の干したものは、なかなか白い粉を吹かない。 今朝の新聞に投書があったけれど、おいしい干し柿を作るためには、「長い経験と細心の注意が必要」なんだとか。

ピンク色の菊 知らなかった・・・いったい何に注意すればいいのだろう。 雨の日には室内に取りこんだりするのだろうか?「干し柿作り名人」のような方がいたら、ぜひコツを伺いたいものだ。

今日はraven一人で畑へ。野沢菜の間引きをしてくれた。

今日の収穫 : 間引いた野沢菜・バケツ1杯位



11月15日 はれ   最高気温18.4℃  最低気温2.3℃ (松本地方)
犀川ダム湖にて・白鳥 豊科町の「犀川ダム湖」に、白鳥を見にいってきた(※左の写真の灰色の鳥は、まだ幼い白鳥)。
ここには毎年、たくさんの白鳥が飛来する。

「アルプス白鳥の会」によると、今日の時点で安曇野に飛来している白鳥は227羽、うち犀川ダム湖にいるのは115羽、とのこと。
白鳥のほかにも、オナガガモやホシハジロ、マガモ、ヒドリガモ、などなど、かわいい水鳥達もたくさんやってくる。

今日は気温は高めだったものの、強い南東の風が一日中吹き荒れていて、ほとんどの鳥達はうずくまって寝ていた。
でも、土曜日ということもあり、見物客は次から次へとやってくる。 中には県外ナンバーの車もあった。

犀川ダム湖にて・カモ 先シーズン、犀川ダム湖で越冬した白鳥は、およそ900羽だそうだ。
今シーズンは、一体何羽の白鳥がやってくるのだろう。
近くで、白鳥をはじめたくさんの水鳥達が越冬しているのかと思うと、寒い冬もいいものだな、と感じる。

今日で今年の小松菜も終了。
簡単にできておいしいので、今年もたくさんの小松菜を育てた。

今日の収穫 : 間引いた野沢菜・バケツ1杯位、小松菜10株



11月14日 はれ   最高気温12.3℃  最低気温2.9℃ (松本地方)
豊科町の大イチョウ やっと晴れた。
午後にはどんどん雲がとれ、北アルプスも久しぶりに姿を現した。
逆光でよく見えなかったけれど、どうやら常念岳にもうっすらと雪がつもっているようだ。

今年、麓から見ることができた、初めての冠雪となる。
去年の初冠雪は10月16日ーーーそれを考えると、今年はずいぶん遅い。
山が雲に隠れている日が多かったせいもあるだろう。
それに、「最低気温」も今年は高めだ。去年は10月の末頃には零下になっていたりしたのに。

柿の実 左の写真は、豊科町の「大イチョウ」。
案内板によると、幹周りは5m以上、木の高さは33m。樹齢は200年以上にもなるらしい。
葉が色付いているこの時期は特に、遠くからでもよく見える。
掃き集められた落ち葉が、山のようになっていた。

今日の収穫 : 間引いた野沢菜・バケツ1杯位、春菊一つかみ、ネギ2本



11月13日 くもり/雨   最高気温11.0℃  最低気温6.1℃ (松本地方)
オレンジ色の実 今日も雨が降っていて、また畑には行けなかった。
この時期しとしとと雨が降り続くことを、「さざんか梅雨」というそうだ。

こうもどんよりとした天気が続くと気が滅入りそうだけれど、安曇野では高い建物がないので、遠いところに青空が見えたり、山の一部に陽が射しているのが見えたりして、結構おもしろい。

ヒイラギの花 こちらに引っ越してきてから、「天気」や「地形」について思いを馳せることが多くなった。それだけ、山や空が身近に感じられる、ということだろう。

左の写真は、時々見かけるオレンジ色の実。枝にびっしりなっている。
右の写真はヒイラギの白い花。今、あちこちで咲いていて、とてもいい匂いがする。

今日の収穫 : 畑に行かなかったので、無し



11月12日 くもり|雨   最高気温13.9℃  最低気温6.4℃ (松本地方)
葉ボタン またもやどんよりとした天気。
でも、体を動かしたかったので、カッパを着込んで自転車で出かける。

チラシに「サンマ38円」とあったので、「お!」と思いお店にいってみると、1匹がその値段ではなく、「100g38円」の見間違いだった・・・
結局買わなかったけれど、それでも1匹60円ちょっと、という安さだ。
サンマの安値は、一体いつまで続くのだろう。

また別のお店にいくと、なぜか駐車場のすみに、巨大なカボチャが無造作に転がっていた(右の写真。直径約70cm)。

転がっていた巨大カボチャ 秋になると、あちこちで大きなカボチャが飾られているのを見かけるけれど、片付ける時が大変そうだな、とは思っていた。
このカボチャが今後どうなるのか、ちょっと気になる。

※左の写真は、お店で売られていた葉ボタン。バラのようできれい。

今日の収穫 : 畑に行かなかったので、無し



11月11日 雨   最高気温10.0℃  最低気温7.2℃ (松本地方)
雨に濡れた花壇のイチゴ 今日は昨日よりも激しい雨で、畑には行けなかった。
(左の写真は、花壇でのびのび育っているイチゴ。)

昨日の日記に野沢菜漬けのことを書いたけれど、今は信州でも、自分で漬けない人も増えてきたそうだ。
誰かが漬けてくれたのをもらって食べる、ということらしい。

各家庭に秘伝のレシピがあるのだろうに、それを次世代に残していかないのは、なんてもったいないことだろう、と私は思う。
何しろ私達には教えてくれる人さえいなくて、最初の年には、ほとんど手探りの状態で野沢菜漬け(らしきモノ)を作っていたのだから。

猫2(瑠璃光寺) 色々な作り方を調べることはできても、それがどんな味なのかまでは分からない。
私達の"野沢菜漬け作り"は、今年もまた「試行錯誤しつつ」、になりそうだ(でも、それもまた楽しいものだ)。

※今日もまた右の写真は、瑠璃光寺に行った時に出会った、おじさん顔の猫。

今日の収穫 : 畑に行かなかったので、無し



11月10日 雨   最高気温8.8℃  最低気温7.6℃ (松本地方)
雨に濡れた野沢菜 今日も雨。畑まで歩いて様子を見にいってみた。
野沢菜は見るたびに成長していて、頼もしい。この分なら、月末には結構な大きさになってくれることだろう(左の写真は、我が家の畑の野沢菜)。

どの畑でも野沢菜は1m近くになっていて、これからがまさに収穫どきだ。
私達も、最初の年は9月上旬には種をまいて、かなり大きくしてから収穫していたのだけれど・・・漬けてみたら固くて失敗。

猫2(瑠璃光寺) 霜に2,3回あたると柔らかくなるとはいっても、畑の利用期限もあるので、次の年からは遅めに種をまいて、まだ若く柔らかい野沢菜を漬けることにしたのだ。なので、私達の畑の野沢菜はまだまだ小ぶり。
(今お店で出回っている大きな野沢菜は、もしかしたら固いかもしれないので、お鍋などに利用するといいかもしれない。)

※右の写真は、瑠璃光寺に行った時に出会った子猫。

今日の収穫 : 何も収穫せず



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