菜園日記

野菜

冬の間は家庭菜園はお休みなので、しばらくは『安曇野日記』としてお楽しみ下さい。


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12月7日 はれ   最高気温10.7℃  最低気温6.7℃ (松本地方)
落葉したポプラ 今日はいい天気だったので、散髪は延期(やはり・・・)。
風は強かったけれど、自転車で買い物に出かけることにした。

お店では、1袋100円で「シイタケ詰め放題」というセールをやっていたので、さっそく挑戦(私は、度重なるバイクツーリングで鍛えた"パッキング術"には、かなりの自信を持っている)。
2袋詰めて、帰って数えてみたら、なんと全部で120個もあった。
これらは、干して保存することにしよう。

「干す」といえば「干し柿」だが・・・
なんと、私の管理の悪さから、カビが生えてしまった!
これは大変なショック。

シイタケ120個 冬、寒くならないとこういうところにも影響が出てくるものなのか・・・
北側の部屋で保存している野菜がいつまでもつのか、心配になってきた。

※左の写真は、すっかり葉を落としたポプラの木。右側は今日買ったシイタケ。



12月6日 雨   最高気温12.0℃  最低気温5.0℃ (松本地方)
大宮熱田神社のしめ縄 暖かい雨の一日。 今日は、ようやくravenの散髪をすることができた。
前回切ったのが8月末だから、丸3ヶ月以上切っていなかったことになる。

ravenは頭が大きく髪の量も多いので、最近では見るたびにうっとうしくなってきていた。 なのになかなか切る機会がなく、このたびようやくスッキリとして、私も嬉しい。

ここ数年、ravenの髪の毛は、私が切っている(もちろん安曇野にも床屋さんはあるのだけれど、私達は「自分達で出来ることはなるべく自分達でやる」という考え方なので)。
この頃では、使うのはハサミ1本、クシ1つというシンプルな道具のみ。
それでもずいぶんと上達して、襟足などは"カリアゲ"も出来るようになってきた(そんなに激しく刈り上げたりはしないけれど)。

散髪は、大体1時間ほどで終わってしまう。
切った直後は、いつも「毎月これ位は切らないと」と思うものの、ついつい次の散髪まで間があいてしまうのが、"自宅バーバー"のよくないところだ。
明日は私の髪の毛を切ってもらうことにしよう(でもどんな髪型になるのか、少し心配)。

※写真は先日、梓川村の「大宮熱田神社」で撮影。とても太いしめ縄だ。
ここには、樹齢600年を越すといわれる立派なモミの木がある。



12月5日 はれ   最高気温9.2℃  最低気温ー1.1℃ (松本地方)
松本にて・紅葉したツタ 今日はravenと松本へ行ってきた。
松本の市街地にバイクで行くのは久しぶりだ。

この時期、暖冬とはいえ信州をバイクで走るのは寒くて、フリースの下に黒いニットを着込み、ジーパンの下にはジャージをはく。
が、靴の防寒のことを忘れていて、足がスースーして寒かった。
革のしっかりしたのをはいていけばよかった。

図書館に用事があったのだけれど、バイクを停め、しばらく街をぶらぶらと歩く。
松本には、人ひとりしか歩けないような路地が所々にあったりして、散策するのもなかなか楽しい。

お腹がすいたので、「美乃屋」というお店の「ぱんじゅう」を買って食べた。
「ぱんじゅう」とは、少し小さめの今川焼のようなもの。皮がもちもちとしていて、おいしい。
小豆入りが1個60円、クリーム入りが70円。「あやめだんご」という串だんごもあって、こちらは1本60円。
ちなみに「美乃屋」は、創業が明治41年と、結構歴史のあるお店らしい。

「ぱんじゅう」を食べたらお好み焼きが食べたくなり、帰宅後ravenに作ってもらった。
水は少ししか入れず、ほとんどすりおろした長芋で小麦粉を溶いたら、パンのようにふんわりとしておいしかった!
この長芋は、安曇野の近くの「山形村」の方にいただいたもの。とてもぜいたくなお好み焼きとなった。

※写真は、松本市で撮影。まだ紅葉が残っていた。



12月4日 薄曇り   最高気温9.2℃  最低気温ー0.5℃ (松本地方)
くるまやのソバ 今日は冬型の気圧配置が強まり、県内でも雪が降った地域があったようだ。 北アルプスも終始厚い雲に覆われている。

新ソバも出回っていることだし、久しぶりにおソバでも食べに行こうかということになり、穂高町にある「くるまや」に行ってみた。
有名店なので、平日でも結構人がいる。

ここは「ざるソバ」が一人前470円と安いので、たくさん食べたい人にお勧め。 ワサビも地元の「生ワサビ」なのでおいしい。
つゆもおソバも、割合あっさりしている。

私は「エビ天ざる(880円)」、ravenは「二人前ざる(940円)」を頼んだ。 ※写真は、ravenの「二人前ざる」(raven撮影)。
ざるについてくるのはエビの天ぷらしかないようで、野菜の天ぷら好きの私としては、ちょっと残念だった(でもエビの天ぷらもおいしかった)。

結構ボリュームがあったような気もしたけれど、二人とも食後の感想は、「まだまだ食べられそうだね〜」。
くるまや名物、「気狂いざる(五人前・2250円)」を二人で、というのでもよかったかもしれない。

お店は北アルプス側の山の方へ入っていったところにあるので、食後外に出たら、雨でバイクはびしょぬれ。
慌てて標高の低い方へ下りると、日も射してきて「やれやれ」だった。



12月3日 晴れ   最高気温11.3℃  最低気温2.8℃ (松本地方)
木に残された柿 木に残された柿が、青空に映える季節となった。

今日はキムチ作りだ。
まずは塩辛を買いにゆく。 他の店も見てみたけれどやはりアミの塩辛はなくて、イカの塩辛が安くなっていたので、それを入れることにした。

帰宅してドアを開けたとたん、ニンニクのいい香りが部屋からあふれてきた。
ravenが、大根やら人参やら、詰め込むものを全部細かく刻んでくれていたようだ。 刻むのが唯一大変そうだと思っていたので、ありがたい。

大根2本、人参1本、ネギ1本、ニンニク数カケ、生姜1個。
リンゴを1個すりおろしてみた。
粉唐辛子をまぜ、塩辛も入れて、白菜の間にすりこんでゆく。 これは結構楽しくて、夢中になってやってしまった。 漬けた白菜は6株だけれど、もっと追加しようかと思ったほどだ。

漬けている途中のキムチ 樽にぎっしり並べ、ついでに上に大根をバラまいて、ニボシのだし汁を入れてひとまず終了!

(右の写真は漬けている最中。写真でも分かるように、唐辛子が少し足りないような気がするので、明日もう一袋買ってくるつもり。)

漬けている間中いい香りが漂い、味見したら「漬け汁」もいいお味だ。
これでおいしく出来なかったら、もう暖冬のせいとしか言いようがないくらい、うまく出来たと思う(冷え込みが足りずにいたんでしまうのが、一番心配なところ)。



12月2日 晴れ/くもり   最高気温13.9℃  最低気温4.7℃ (松本地方)
ている最中の野沢菜 漬け物の準備に大忙し。
まずは、樽や重しの石などを洗って熱湯をかけ、外に干す。
乾くまでの間は、塩など材料の買い物だ。

帰宅して、さっそく野沢菜を洗い始めた。やっと今年の"お菜洗い"だ。
お風呂にお湯を張り、ravenが洗ったものを順次、私が漬けてゆく。

昨日収穫したものが全部入ってしまった(左の写真は、漬けている途中)。
今では、右の写真のようにだいぶ下がってきている。

塩の他はまだ唐辛子と昆布しか入れてないので、水の上がり具合を見つつ、今後『何』を『どれ位』足すか決めることにした。

漬け終わった野沢菜 お湯を換えつつ白菜も洗って、塩漬けにした。

結局「アミの塩辛」は見つからず・・・ほんの少しでいいのに。
「ホタテの塩辛」が安かったので、それを入れてみようかと思う。
リンゴもたくさんあるので、すりおろして入れてみるつもり。
ravenは「ヨーグルトを入れてもいいんじゃない?」と言うけれど、それはどうなんだろう・・・?

とにかく明日は塩辛を買ってきて、キムチ作りに挑戦だ!



12月1日 くもり   最高気温9.9℃  最低気温8.5℃ (松本地方)
収穫した白菜 今日も天気は悪いが、とりあえず雨はあがった。
午後、ravenと二人で残りの野菜を収穫しにゆく。

ホウレンソウはやはり種をまいた時期が遅かったようで、あまり大きくならなかった。小さいので抜くのも一苦労。
白菜は、まあまあの出来。
自転車では一気に運べないので、何回か往復して持ち帰った。

右の写真は、いただいた野沢菜。
となりの畑のおばあさんが、「もううちは"お菜"漬けちゃったから、残りの穫っていいよ〜」と言って下さったので、ありがたくとらせていただいた。 全部で5束にもなった。

野沢菜の束 我が家の野沢菜は、長さ30cmほど。これはこれで、柔らかくておいしい(帰宅してすぐ、甘辛く炒めて食べてみた)。

野沢菜の根を落とすだけで、大変な時間がかかってしまった。
今日は北風が吹いていて、畑で黙々と作業をしていたら、体の芯まで冷えた。

でもこれで、今年の家庭菜園も終わりだ。
あとはたくさんの野菜を漬けるのみ。ホッとしたけれど、なんだか寂しい。


今日の収穫 : 白菜9株、ネギ9本、野沢菜・カゴとバケツにいっぱい、ホウレンソウ・ビニール袋にいっぱい


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