菜園日記
冬の間は家庭菜園はお休みなので、しばらくは『安曇野日記』としてお楽しみ下さい。
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12月14日 快晴
最高気温10.0℃
最低気温ー4.3℃
(松本地方)
今朝は冷え込んだようだ。
常念もよく見えていたのだけれど、用事があって写真を撮りにいくことができなかった(ravenが今朝の写真をアップしているので、そちらをご覧下さい→『ravenの独り言・07』へ)。
日中は穏やかな陽気だったので、買い物に出かけた。
周りを見渡すと、なんだかどこのお宅でもバタバタとしている。
柿を収穫していたり、畑でネギや大根の収穫をしていたり、植木の手入れをしていたり・・・我が家でもそろそろ大掃除に取りかからなくては、という気分になった。
私ときたら、まだ年賀状の図案さえ考えていない。
でも、あまり「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」と考えながら生活はしたくないなぁ、と思う。
色々やることはあるのだけれど・・・。
※左の写真は、安曇野にある酒造店。
右の写真は、鳥がつついたらしいあとのある柿の実。
12月13日 はれ
最高気温9.8℃
最低気温ー2.2℃
(松本地方)
今日も北アルプスはガスっている(左の写真)。
北アルプスと反対にある東側の山の方は雲が晴れて、よく見えた。
標高が低いこちらの山でも、雪が積もっているようだ。
体を動かしたかったので、久しぶりに自転車で松本まで行ってみた。
強い南風だったけれど、前回よりも早い40分で着くことができ、満足。
この時期は、南風でも結構冷える。
松本の市街地には古くて味のある建て物が所々に残っていて、今日は、看板がタイルで出来ているお店を見つけた。
そして、レトロな雰囲気に見とれていたら、危うく電柱に激突しそうになった。
同じようなシチュエーションで、以前本当に激突したことがあるので、十分気をつけなくては(まるでギャグ漫画だ)・・・
※右の写真は、途中で見つけた小鳥の巣。
12月12日 くもり|雨
最高気温8.9℃
最低気温2.8℃
(松本地方)
昨晩から雨が降り出した。"夜更けすぎに雪へ・・・"とはならずに、今日も引き続き湿っぽい天気。
北アルプスも、また見えなくなってしまった。
今年は本当に雲に隠れていることが多い。
東京からこちらに引っ越してきたばかりの頃、自転車でやたらに走り回っているうちに、道が分からなくなってしまったことがある。
地図も持っていないし、人影も見えないし、どうしようか・・・と思っている時にふと、いつもと変わらない北アルプスが目に入った。
そして、常念岳を目指して走っているうちに、見覚えのある道に出ることができた。
東京で、ビルや銀行を目印にしたことはよくあるけれど、町の中で山を目印に道を探したのは、生まれて初めてだ。
そのとき感じたのは、人間が造ったものではなくて、元々ある「木」や「地形」が目印になる暮らしというのは、なんだかいいなあ、ということ。新鮮な体験で楽しかった。
※今日は虹が出た。なので今日は、あわてて撮った虹の写真。
12月11日 くもり(少し雨パラつく)
最高気温3.5℃
最低気温ー3.0℃
(松本地方)
キムチや野沢菜を漬けて1週間。
昨晩ワクワクしながら、味見をしてみた(左の写真は、キムチ)。
キムチは、予想よりも酸味が強いようだ・・・なかなか冷え込まなかったせいだろうか。
それに、色々な食材の味が、まだ一つにまとまっていないような感じがする。
でも、もっとなじんできたら本当においしくなりそう!という期待を抱かせるような味だった。楽しみ!
「いたみ」が心配だったので、塩を少し足してみた。
野沢菜の方は、塩辛い・・・
やはりお漬け物は「塩加減」が一番難しいのだと、改めて実感した。
食べるときに洗うと「うまみ」も出てしまうし・・・別の野菜を入れたら塩分が薄まるかなあ、と考えてみたりもする。
とりあえず様子を見てみよう。
柿を干すのも、昨日で終了(干してある柿の写真は、『11月2日の日記』へ)。少し味見をしてみたら、ものすごく甘くなっていて感動!
ラム酒に浸しつつ、表面を歯ブラシでゴシゴシと洗った。
それを細かく刻んで、ラム酒に漬ける(右の写真)。
この方法は、久松育子さんの『あづみのの食卓12か月』という本に書かれていたやり方だ。
この本には他にも、「ふきみそ」や「かんぴょう」の作り方、色々なお漬け物の作り方などが載っていて、
"安曇野暮らし"をより楽しく過ごせるようなレシピが盛りだくさん。
こちらに引っ越してきたばかりの頃に買って以来、何回も読み返しているお気に入りの1冊だ。
同じように安曇野で、季節感を大切にしながら生活している方がいる、と思うだけでも、元気づけられる。
12月10日 はれ
最高気温6.8℃
最低気温ー3.0℃
(松本地方)
今朝は冷え込んだ。
外に出てみると、久しぶりに北アルプスが姿を現していた。
常念岳はまぶしいくらいに真っ白!
「これを撮らずして何を撮る」というぐらいにきれいだったので、朝食は後回しにして、急いで出かける支度をする。
撮りたいポイントは何ヶ所かあるけれど、とりあえず、すぐに行けそうなポイントを目指した。山はいつ雲に隠れるか分からないので、こういう時は、気ばかり急いてしまう。
目的地に向かっている途中で、既に三脚を立てて撮影に没頭しているカメラマンとすれ違ったりして、ますます焦った。
でもなんとか、雲に隠れる前の常念を撮ることができた
(左は「拾ヶ堰」で撮ったもの。右は常念岳のアップ)。ホッと一安心。
その後どんどん雲がわいてきて、北アルプスの姿はまた見えなくなった。
ほんのひとときの美しい景色を見られたのも、ここに住んでいたからこそ、だ。
今日も風が強かったので、シイタケは室内で干す。そしてまた、トレーを一つひっくり返した・・・
12月9日 はれ
最高気温7.5℃
最低気温1.5℃
(松本地方)
日記を見ると、去年の今日は「家の前に20cmの積雪」とある。
最高気温は0.1℃だった。
今年は、「風花」さえまだ見かけない・・・
北アルプスの上には、今日も厚い雪雲がかかっている。
雲の切れ間から見えた山肌には、うっすらと雪が積もっていた。
今度雲が晴れた時、北アルプスがどれだけ白くなっているのか楽しみだ。
※右の写真は、穂高町の穂高川沿いにある「早春賦の碑」近くから、北アルプスの方向を撮ったもの(写っている山は、北アルプスの手前にある里山)。
左の写真もその近くで撮影した、「冬のわさび田」。
干し柿について、またまたアドバイスをいただいた。
「カビ防止」ということでは、皮をむいて干す直前に、一瞬熱湯にくぐらすといい、とのこと。
岡山では、煙でいぶしたりもするらしい。
そういえば、「市田柿」で有名な長野県の高森町では、皮をむいたらまずは硫黄燻蒸(くんじょう)する、と聞いたことがある。
そして干す時には、いきなり直射日光にあてず、2週間位はじっくり乾かすのがいいそうだ。
「干し柿」というものは、むいた渋柿をただ干しておけば出来る、と思っていたけれど・・・色々な"コツ"があるものだ。
これらのコツをふまえた上で、来年はぜひ、白い粉のふいたおいしい干し柿を作ってみたい。
12月8日 はれ
最高気温9.1℃
最低気温ー3.1℃
(松本地方)
今日も強い南風。外に出していたサンダルが飛ばされてしまった。
よそのお宅でも、物干し竿や洗濯物が落ちたりしている。
山では一日中雪雲がかかり、時折「風花」が舞っているようではあったけれど・・・その姿ははっきりとは確認できず。
初雪は、またもお預けとなった。
このように風が強かったので、シイタケは室内に干した(右の写真)。
この光景、昔一度だけ飼ったことがある「蚕」を思い出す。
スライスしたら、トレーに9枚、ザルに2つにもなった。
そしてさっそく、2つのザルを落として、部屋にシイタケをぶちまけてしまった・・・
我ながら、そそっかしいというか何というか。これから何回、シイタケをばらまくことになるのやら。
干し柿については、「少し位のカビなら、洗って食べれば大丈夫!私はそうしています」という、心強いアドバイスをいただいた。
よかったー!捨てるには忍びなくて、また干し直したりしていたのだ。
ラム酒で表面をよく洗ってから、保存することにしよう。
太陽に当てたら、カビも消えてきた。
※左の写真は、昨日撮った「ユリノキの実」。
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