'04・味噌作り

仕込み(2004/01/26)、 その後の味噌(2004/09/10)
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<仕込み・2004年1月25日> 
大豆を煮る ようやく麹を購入できたので、とうとう味噌を仕込んだ。

参考にしたのは、インターネットで検索した色々な方の『味噌作り体験記』と、麹の袋の裏側に載っていた、『おいしい自家製味噌の作り方』。
『作り方』は、全てが微妙に違っていたため、総合的に判断して作っていった。
要は、ゆでた大豆をつぶして、塩・麹と混ぜ合わせれば、味噌が出来る・・・らしい。

つぶした大豆 まずは、大豆を柔らかくするところから。
大豆を煮るのさえ初めてだったけれど、豆を一晩水に浸けておくだけ、その後は鍋をストーブの上に置いておくだけ・・・だったので、特に問題はなかった。

悩んだのは、豆をつぶす作業だ。我が家には、小さなすり鉢はあるのだけれど、すりこぎがない。 そこで・・・家にある短めの麺棒の断面のところで、ボールに入れた大豆を、ぺったんぺったんとつぶすことにした(そんなに時間はかからなかったような気がする。すり鉢も、少し使った)。

味噌ボール 大豆を麹や塩と混ぜる作業は、粘土遊びのようで楽しい。
そしてタッパーに詰め終わってから、今度は「中ブタをどうしよう」、と悩んでしまった。
表面にしいたラップを密着させたいので、私としては、何かのせたい。
小さなタッパーのフタ、弁当箱のフタ・・・どれもイマイチ。

塩をふった味噌 ふとコッヘルが目にとまり、入れてみると、大きさはピッタリだった。 底がややベコベコだったけれど、まあよしとする。
その中に、ビニール袋に入れた塩を重し代わりに置き、タッパーのフタを閉めて、ようやく床下収納庫に寝かせることができた。

こんな風に、その場しのぎの適当な味噌作りだったけれど、うまく出来るのだろうか。半年後には、1.2kgの味噌が完成する(予定)。

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<その後の味噌・2004年9月10日>
味噌・カビ 床下収納庫をごそごそやっていて、ふと「手作り味噌」のタッパーが目にとまる。

今年の1月26日に仕込んでから、時々覗くだけでほとんど手を入れていない・・・
おそるおそる開けてみると、なんとカビが・・・!(左の写真)

味噌・その後 ラップをのせていたせいか、表面もなんとなくチーズのような香りがするので、周囲の黒い部分とともにこそげとった。
タッパーの内側はアルコールで拭き、ぬか床のごとく、味噌をかき混ぜる。
そうするとなんとか、見かけは味噌らしくなってきた(右の写真)。

なめてみるとしょっぱいだけで、"味噌"にはあと一息、というところ。上にかぶせるものもラップはやめて半紙にし、まだしばらくは寝かせておくことにした。

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