先日のシステム手帳の記事に何気なく登場していた白い万年筆。デシモを買うときどちらにしようかすごーく迷って、あきらめた(はずだった)このパイロット キャップレス ホワイトを、結局買ってしまったのだった。
この手帳と持ち歩くつもり
(写真はクリックで拡大)
今回買ったのは細字。軸が太いキャップレスの方が長く字を書いても疲れないと聞いていたので、メモだけでなく、手紙を書くときに使うことも考えて。
文字の太さ比較(クリックで拡大)
倍くらい太さが違う印象
そしてこちらは軸の太さ比較(クリックで拡大)
長さも数ミリ違う
持ち歩きにはペンの重さが気になるところだけど、計ってみたらインクを入れた状態でデシモは22g、ホワイトは32gだった。でも逆に、この重さと太さが文字の書きやすさにつながっているみたい。
軸の細いデシモだと、握ったときに人差し指がクリップの上にきてどうもおさまりが悪かった。メモをとるにはいいけれど、それで長時間文字を書くのは疲れる。ホワイトの方は、重心が下の方に集まっていてなおかつ太いので、無意識に握ってもちょうどクリップをそっとはさむように持てるのだ。
よく見るとクリップの途中がくぼんでいて、そこをつまんでいるかんじ。
クリップ比較(クリックで拡大)
デシモはだいぶ傷が増えたなあ
店頭で両方を何度も握って吟味したはずなのに、家で落ち着いて文字を書いてみないとわからないものだなあ。そして握ったときの印象は人それぞれだと思うので、一概にどちらがオススメ、とも言えない。ともあれ極細デシモは、家で月々の支払いを記録しているノートに装着して使うことにした。
中身の比較(クリックで拡大)
見た目は同じ
見た目同じなので中身を入れ替えてみたところ、特に問題なさそう(こういうカスタマイズは自己責任で)。でもまあ太軸のほうで極細の文字を書くのは、それはそれで疲れる気がするので、私はこのままでいくつもり。細字には極細にはないインクフローのよさがあって、文字を書くのがより楽しい。
そして、エーデルシュタイン ジェードの、繊細な色変化にすっかり魅せられている今日この頃。現在、このキャップレス2本を含めた日常使いの3本で使用中。
*デシモを買ったときの記事はこちら