安曇野菜園日記
冬の間は家庭菜園はお休みなので、しばらくは『安曇野日記』としてお楽しみ下さい。
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4月4日 雪/雨
最高気温3.7℃
最低気温0.6℃
(松本地方)
やはり、昨日私が見ていた木落しで、ケガ人が出ていたらしい。
振り落とされた人のうち、2人が右足骨折の大ケガ、3人が右肩や頭などを打つ軽いケガを負ったという。
昨日はそのほか、川越しで1人が右足に軽傷。
今日は冷たい雪の中の川越しとなる。
何事もなく終わってくれることを願うばかりだ。
そして4月2日の日記に書いた「松本城本丸庭園の無料開放」は、予想より早い桜の開花で、明日からに繰り上げられたとか。
今日の雪で、せっかく咲いた花が傷んでいないといいけれど。
※写真は、雨に濡れた近所のチューリップ
4月3日 はれ/小雨
最高気温15.3℃
最低気温5.5℃
(松本地方)
ふと思い立って、「御柱祭り」を見にいってみた。
いや〜、面白かった!でもすごい人だった!
「人を見るなら御柱祭り」の言葉通り、「川越し」は何人もの肩ごしにしか見られず・・でもその瞬間を見られただけでもよかった。
何しろ曳行(えいこう・御柱を曳くこと)が遅れに遅れて、バスツアーで来た人の中には、時間切れのため泣く泣くその場を後にした人もいたようだから。
私はその「遅れ」のおかげで、あきらめていた「木落し」も見ることができた。しかも、かなりいい場所で。
2時の予定が4時半にまでずれ込み、多くの人が帰ってしまったらしい。
上社の木落しは下社に比べたら距離が短いのだけれど、それでもかなりの迫力。
木から人が振り落とされた時には、思わず声をあげてしまった。
あの人達、大丈夫だったのだろうか・・・
近くで写真も撮ることができて大満足。
知らない人との会話や酔っ払いの野次なんかも面白かった。
こんなお祭りが7年目ごとにあるなんて、諏訪地方に生まれていたら大変だ。
おもてなしのための出費もかなりのものと聞く。でも・・・ちょっとうらやましい!
※左上の写真は、右下の「3」の後の様子。
1,木落しの直前 |
2,木落しの直後。人も落ちた! |
3,すぐに立て直し
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※コラムに御柱祭りのことをまとめました→『御柱祭り・2004年』へ
4月2日 小雨/はれ
最高気温17.9℃
最低気温5.8℃
(松本地方)
今日松本市と飯田市で、ソメイヨシノの開花宣言が出された。
やっぱり・・・昨日松本城に行った時、
なんだか木がピンクがかってるなあ、と感じていたのだ。
松本の方が安曇野よりも春が早いらしく、コブシもよく咲いていた(写真)。
松本城では、4月7日〜14日の午後5時半〜8時半、
夜桜見物のため、本丸庭園が無料開放されるという。
フルートや雅楽演奏もあるらしい。もちろんお団子の販売も。
面白そうなので、機会があったらぜひ行ってみたいと思っている。
ところで昨日私は、なんだかんだいって25kmも
自転車で走り回っていたようだ。
あまり疲れなかったので気付かなかったけれど・・・
自分で自分にビックリだ。
4月1日 快晴
最高気温15.6℃
最低気温ー1.6℃
(松本地方)
4月に入ると信州では、春のお祭り、山開き、高原の道路の開通・・・等々、毎週末、どこかで何かのイベントが開催されるようになる。
今年は何といっても、7年に1度行われる、諏訪大社の「御柱祭り」だ。
早くも明日から、上社の「山出し」が始まる。
そもそも「御柱祭り」とは何かというと・・・山で太いモミの木を切り、神社まで運び、境内の四隅に立てる、という一連の作業を、全て人力でやる儀式である。
この"神社まで運ぶ"クライマックスが、あの有名な「木落し」だ
(ニュースでよく使われる映像は下社の木落し。今年は4月9・10・11日)。
諏訪大社には上社と下社があり、上社には本宮と前宮、下社には秋宮と春宮があるので、四隅に立てるモミの大木は、全部で16本も運ばなくてはならない。
当然1日で終わるわけではなく、伐採する木を決める儀式など下準備も入れると、数年にも渡って行われる壮大なお祭りである。
明日から3日間は、すでに切り出してある上社の木(御柱)を、山から里におろす「山出し」の儀式。
上社の山出しには、「木落し」のほか、「川越し」という見せ場もある(上社と下社では、御柱の様子も少し異なってくる)。
そんなわけでJR松本駅構内にも、PRのため、実際に御柱を曳くのと同じ作りの「曳き綱」が飾られている(右の写真)。改札口近くにあるので、松本に電車で行かれる方はお見逃しなく・・・
左の写真は、今日の常念岳と麦畑。
3月31日 快晴
最高気温15.2℃
最低気温8.7℃
(松本地方)
安曇野では、クロッカスやオウバイはそろそろ終わり。
今日はレンギョウが花盛りだった(写真)。
この時期様々な花が、日替わりで咲き競っているようにも思える。
菜の花もチラホラと見られるようになってきた。
そしてとうとうツクシも発見!・・春だナー。
以前ご紹介した、山形村の「鷹の窪自然公園」では、オキナグサが咲き始めたらしい。
例年より1週間ほど早い開花とか。
我が家のオキナグサも、今日見てみたら小さく花開いていた。
でも、近所の子供に数本ちぎられていて、ちょっとタメ息。
まぁ仕方ないか。
※鷹の窪自然公園については、コラムをご覧下さい→『安曇野近辺の花・オキナグサ』へ
3月30日 くもり/雨
最高気温18.0℃
最低気温10.0℃
(松本地方)
畑の抽選会が、来週に迫ってきた。
今日は堆肥を買いにいきたかったのだけれど、天気が悪くて延期。
家に何の種が残っているのかチェックしてみた。
3年前に買った「小カブ」の種が、まだある。
でもこれは、去年まいてみたらとてもよくできたので、
多分今年も大丈夫だろう。
ニンジン、小松菜、春どり白菜の種を、新たに買わなければ。
大豆の種も探しておこう・・・
他にも色々準備するものがあって、気ばかり急いてしまう。
今日は写真を撮りに行けなかったので、左は先日撮ったフキノトウ。
とあるフキ畑で、摘まれなかったフキノトウが一斉に花開いていた。
3月29日 はれ
最高気温21.6℃
最低気温1.2℃
(松本地方)
あちこちの畑で、作業する人の姿を見かけるようになった。
堆肥を運び入れたり、草むしりをしたり、畦を泥で固めたり・・・
皆さん何やかやと忙しそう。
でも、かけ合う声は、はずんでいるようにも聞こえる。
昨日は、農作業の手を休めて、女性3人が道端で立ち話。
その輪の中に1匹の猫がちょこんと座り、いかにも話を聞いているふうに神妙な面持ちをしていたのが、おかしかった。
首輪も手作りっぽくて、どなたかの"長年の相棒"なのだろう。
畑仕事のお供に犬、というのはよくありそうだけれど、猫がついてくるのは珍しいのではないだろうか。
左の写真は、ほころび始めた我が家のオキナグサ。
この場所に植えて3回目の春、とても立派な株に育ってくれた。
右も我が家の花。気の早い2輪の柴桜が咲いていた。
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