九州第2日目(3)・ 石垣の村、そして通潤橋
2004年6月3日

股旅


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九州第2日目(3) 快晴 (6月3日)

石垣の村・棚田 石垣の村・倉 高千穂峡の後は私のリクエストで、「石垣の村」(宮崎県日之影町)に行くことになった。
この村は全体が石垣で作られていて、その棚田は、『棚田百選』にも選ばれているらしい。

「石垣の村」に向かう渓谷沿いの道に入ってすぐ、なんとまた、あの"松本ナンバーの人"とすれ違った。
お互い会釈して挨拶。なんだか嬉しい。

でも、向こうはもうキャンプ場の方へ帰るところである。今朝は快晴だったのに行く手には暗雲が垂れ込めてきており、私達も雨が降らないうちに・・とは思うものの、目的地までは意外と遠かった。

石垣の村・草花 午後1時30分頃、「石垣の村」に到着(高千穂峡からは45分位)。
雨がポツポツときたので、急いで写真を撮ってまわる。

通潤橋
※↑左上の写真が、石垣の棚田。要塞みたいだ。

↑右上は「石垣の村」の倉。
これはタイル張りなのか、色がかわいらしかった。

←左は石で出来ている倉らしき建物。
石垣の間から植物が生えているのが、いいかんじ。

(それにしてもこれらの石、一体どこから運んできたのだろう?)


通潤橋の穴から さて、その後キャンプ場へ帰るのかと思いきや、ravenの希望で「通潤橋」まで行くことに。「石垣の村」から西へ、多分50km以上ある。天気は回復してきたのでよかったけれど、結局2時間もかかった(ここではさすがに、"松本ナンバーの人"とも会わず・・・)。

阿蘇山と根子岳 ※→右中央の写真が、「通潤橋」。
橋の中に、農業用水を送るための「通水管」が通っている。時々行われる放水は、管の中のゴミを取り除くため。

←左下の写真は、放水が行われる穴から下を覗いたもの。橋の上は歩けるようになっている。

この日最後の観光を終え、キャンプ場への帰路についたのが午後4時頃。

また2時間ほどかけて、峠を超えて阿蘇山へ(ravenのページにも書いてあるけれど、これがなかなか山深い道で、一体今どのあたりを走っているのか、よく分からないまま進む)。
右下の写真のように、阿蘇山と根子岳がようやく見えてきた時には、正直ほっとした。

この後阿蘇山のふもとで温泉(「アゼリア21」)に入り、キャンプ場に戻ったのは夜7時過ぎ。
帰りがちょっと大変だったけれど、「阿蘇」を心ゆくまで堪能できた1日となった。何より天気が良くてよかった!

※右下の写真は県道319号線から眺めた阿蘇山(左)と根子岳(右)↑

本日の走行距離 : 260km


第1日目・・・・福井県大野市でイトヨと会う
第2日目・・・・東尋坊に"ちょっと"寄り道
第3日目・・・・丹後半島の舟屋、香住町の余部鉄橋と三田浜
第4日目・・・・境港で目玉のおやじと会う
第5日目以降・・ちょっと息ぬき。讃岐うどんとわっぱの話
九州上陸前日・・九州、四国地方梅雨入り・・・
九州第1日目・・やまなみハイウェイを、走る、走る
九州第2日目(1)阿蘇草千里へ。牛と馬
九州第2日目(2)阿蘇山火口から高千穂峡
九州第3日目・・・さよなら阿蘇。椎葉村の山道と鶴富屋敷
九州第4日目(1)薩摩半島。開聞岳→枕崎駅→野間半島
九州第4日目(2)アコウの木と海紅豆、そして森伊蔵
九州第5日目・・・桜島1周、佐多岬へ
九州第6日目・・・都井岬でまた馬と会う。青島、鬼の洗濯岩
九州第7・8日目・板ヶ原オートC.でのんびり。トトロと会う
終わりに・・・・あとがき・白地図と走行ルート

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